独立開業する場合、自己資金が重要という事は前回の記事で書きましたが、
では、どの程度の資金の融資が受けられるのかという事を考えてみましょう。
基本的には、多くて自己資金の３倍まで、普通は自己資金の倍が融資を受けられる順当な金額です。
またもう一つの指標として、年収５００万円のサラリーマンが受けられる事業融資の額としては、
その年収の３倍が妥当という考え方もできます。
うまくいかなくて事業をたたんだ場合、そのぐらいだったら返済可能な額ではないかという判断です。
そう考えると、年収５００万円のサラリーマンで融資を売れられる金額というのは、
個人での開業をする場合は、最大で１５００万円程度と考えられます。
もっとも、独立開業する際に退職しているわけで、事業に失敗して、サラリーマンに戻ったからと言って、今の日本では、前と同じ年収を得られるかどうかはとても懐疑的なところではあります。
そもそ、採取食自体が怪しいですし、できたとしても、この時代の日本ではまずほとんどが年収ダウンになりますからね。
ただ、それだけの年収は稼ぐ能力があったという判断で、サラリーマン時代の年収の３倍程度が限度という考え方であるということです。
