お金は使わずに貯めないと増えないと思うのは常識だと思っていませんか?
しかしお金の使い方次第で、お金を増やせる方法はあります。
お金を使ってお金を増やす「生き金」、使ったお金の価値が減ってしまう「死に金」と、お金の使い方で増える事も減る事もあります。
多くの人は「死に金」になるお金の使い方をしていて「なかなか貯金が貯まらない」とか「いつもお金が足りなくて生活が苦しい」と言う状況ではないでしょうか?
成功者が実践している「生き金」にする5つのお金の使い方のポイントを紹介します。
時間を買う
成功者たちは、『時間』を強く意識して行動しています。
昔からある格言で『時は金なり』と言う言葉がありますが、まさにこのことをしっかりと意識して実践しているわけです。
ビジネスでも不動産や株の投資でも一代で、しかも短期間で成功するためには、有限である時間をどう扱うのかが重要ポイントになります。
それでは「時間を買う」とは具体的にどういうことなのでしょうか?
例えば「都内の移動なら電車ではなくタクシーを使う。」その方が圧倒的に早く着くからです。
一方で、「海外に移動する飛行機はビジネスクラスではなく、エコノミークラスに乗る。」
なぜならビジネスクラスに乗ったからといって、早く着くわけではなく、ビジネスクラスに1回乗るならエコノミークラスで3回訪問したほうがビジネスチャンスが広がると言う事が理由です。
無駄な時間を極力省いて仕事に集中することで、高いパフォーマンスを発揮して成果を上げるためには、必要な出費は惜しまない一方、費用に対して効果のない出費はしないのが成功者たちのお金の使い方です。
ノウハウを買う
成功者たちは、『ノウハウ』というものに、大変な価値を置いています。
ゼロから勉強して一流になるためには1万時間が必要だと言われていますが、ノウハウを買うことで、その時間を短縮することが可能だからです。
つまり、『ノウハウを買う』ことは『時間を買う』ことでもあるのです。
『ノウハウ』は、いわば『成功するためのレシピ』です。
『ノウハウ』は、いわば『成功するためのレシピ』です。
達人と呼ばれる人たちが何年もの時間を費やして編み出した技術をまとめたこのレシピを忠実に実践することで、達人と同じ域に達することができます。
ただし、どんなレシピを選ぶかが重要なポイントとなってきます。
しかし、ノウハウを買うのはいいのですが、「ノウハウコレクター」だけになってしまう人もいて、その様な人にはいくつかの共通点があるようです。
まず、何がベストなのかを永遠に探し続けてしまい、見切り発車ができずに『こっちよりあっちの方がいいのではないか』とノウハウだけを集め続けてしまうのです。
また、間違いを犯す勇気がないのも特徴です。大きく成功する方には、『小さな失敗は成功するための必要経費』と割り切る強さが必要です。
ノウハウにはすでに実践された理論や知識が詰まっているので、「大きな失敗はしにくいはず。」
だからこそ、成功者たちはノウハウを買うのです。
ただし世の中にはそれを悪用して再現性の無い理論上のノウハウを売る情報販売者もいるので、相手の評判に注意して購入して下さいね。
人脈を買う
事業を成功させるために、人脈というのは非常に重要な要因です。
世の中には優秀な人材や技術が山のように存在しています。
しかし、その多くが埋もれてしまったり、知らない間に消えていたりしています。
たとえば、PCの世界的なスタンダードになったマイクロソフトは、ビルゲイツが別の会社が開発したDOSを買取り、IBMにライセンスすることで成功しました。
これはビルゲイツがIBMという人脈と繋がらなければDOSと言うOSは、現在では存在しなかったのかも知れません。
成功者たちはその重要さを知っているので、人脈をとても大切にします。
たとえば、キーマンがいる会合に参加したり、勉強会に入会したり。
キーマンとつながることで、普通にやっていては参加できない、新しいビジネスチャンスを手にすることができるのです。
成功へのルートへ辿り着く為に、キーマンは欠かせない存在なのです。
とはいえ、自分の要望ばかりで、相手にメリットをもたらすことができない人間が人脈を開拓できるわけがありません。キーマンと付き合うためには、それにふさわしい実力と実績が必要です。
こう言うと、人脈づくりのハードルが上がるようにも思われますが、要は自分に投資をして勉強し、実力を磨けばいいのです。
相手のメリットとして、自分が差し出せるものは何かを考え、スキルやお金、労働力など与えられるものなら何でもいいのです。
希少性を買う
成功者たちがお金を使う『希少性』の中には「価値」が含まれているものです。
では、具体的に“価値があるレア・アイテム”はどんなものなのか?
「成功者たちはなぜ高級な外車が好き」なのでしょうか?単純に高級車だから、というだけではないのです。
量産車に比べて高級な外車は生産台数が圧倒的に少なく、ブランド力があります。
そのため、一定額以下に価格が下がりません。
車種によってはむしろ中古車の値段が高くなるケースもあります。
まさに「お金を使うほどに、お金が増える」生き金の使い方だといえます。
まさに「お金を使うほどに、お金が増える」生き金の使い方だといえます。
また、『ゴールドやプラチナ』は希少価値のあるものの代表格で、地球上に存在する量が限られていますから、現在流通している各国のペーパーマネーなどは、価値が大きく変動することがあるので、
成功者たちは少なからずゴールドやプラチナを資産として所有しています。
希少価値があるものは換金性があり、また、価値が下がりにくく、むしろ上がる場合もあるという特性があります。
成功者たちは単なる成金趣味で物を買っているのではなく、ちゃんと計算をしています。
お金を生む資産を買う
「お金を生む資産」とは、例えば株式や不動産などのことです。
成功者がなぜこういったものを買うことに熱心なのかというと、自分の労力を使わずに資産に稼いでもらうためです。
成功者にとって最良の“生き金”の使い方のひとつが不動産投資と言ってもいいでしょう。
反対に、大金を出して“お金を生まない資産”を買うことは、成功者にとって最悪の“死に金”と言っていいでしょう。成功者は、価値のないものは絶対に買いません。
無駄遣いしているように見えても、実はお金を増やすための緻密な計算があるのです。